新米のお供に。生筋子で作る「いくらの醤油漬け」

新米のお供に。すじこから作る「いくらの醤油漬け」

山形の実家から新米が届きました。新米が出るとワクワクするのは米どころ育ちのサガでしょうか。

「新米は新米のうちに早く食べるべし」という母の教えに従い、まだ去年のお米は残っていますが一旦置いておき、さっそく新米をいただくことにしました。

新米はそのまま食べてもおいしいのですが、ご飯にぴったりのお供も用意したらもっと最高!

そんなときに思い出したのが「いくらの醤油漬け」。実家では毎年すじこを買ってきて、瓶いっぱいの「いくらの醤油漬け」を作ってくれたものです。それがおいしくておいしくて小さい頃から大好きでした。私にとっては自家製のいくらの醤油漬けがいくらの食べ方No.1。

いくら好きな我が子のためにも、初めて「いくらの醤油漬け」に挑戦してみました。

いくらの醤油漬け

いくらの醤油漬けの作り方は?思ったよりずっと簡単

いくらの醤油漬けのレシピは「白ごはん.com」さんの「自家製が美味しい!イクラの醤油漬けのレシピ/作り方」を参考にしてみました。写真付きで詳細に説明されててわかりやすい。

ざっくりと手順をご紹介すると、まずは漬けダレの材料を小鍋に入れて火にかけ、酒やみりんのアルコールが飛んだかなというところで火を止め冷ましておきます。

40度のぬるま湯に塩を入れたものをたっぷり用意し(私は大きいボウルに準備しておきました)、ちょっと小さめのボウルに塩入りのぬるま湯を適量いれたらすじこをその中でほぐしていきます。

膜からたまごを外したらぬるま湯を入れ替えて何度か洗います。白い膜や血合いが浮いてきたら取り除きます。ぬるま湯を変える度に白い膜が永遠に出てきそうですが、適当なところで洗いは終了。

すじこをざるに上げ水を切り保存容器に入れ、冷ました漬けダレを注いで冷蔵庫へ。2〜3時間以上おいたら完成です。

去年までは、すじこを見かけても作る手間を考えて素通りしていました。「いくらの醤油漬け」を作るのはハードルが高いと感じていましたが作業は20分ほどで終わりますし、用意するものも少ないのでとっても簡単でした。なんだ、私もやればできるじゃない。

いくらがたっぷり食べられるって幸せ〜♪

さて、新米といくらの醤油漬けで夕飯です。うーん!ご飯といくらが合う!

いくらのほかに、里芋の煮っころがし、豚の生姜焼き、焼き鮭、鉄砲漬けなど、大好きなご飯どろぼうのおかずたちを用意して、大満足の夕飯でした。

いくらの醤油漬けは翌日以降のほうが味がしっかり染みていておいしかったです。

母の作り方も聞いてみた

今回はWebのレシピでいくらの醤油漬けを作ってみましたが、母の作り方も聞いてみました。

母の作り方とWebで見たレシピの違いは、洗う時ぬるま湯ではなく塩水を使うこと。

味付けは味道楽の里という東北の方にはお馴染みの万能調味料(麺つゆみたいなやつです)と少し酒を入れるだけとのこと。あの味は味道楽の里だったのか!!さすが東北のソウルフードならぬソウル調味料。

▼いろんな料理に使える、味道楽の里。これ1本で味が決まるんです〜。

次は母の作り方でいくらの醤油漬けを作ってみようかな♪生のすじこを触った後は手に匂いが残るので気をつけて〜。

>暮しと、道具と、手仕事と

暮しと、道具と、手仕事と

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