ぬか漬けのある暮らし、はじめました

手軽に野菜をとるなら「ぬか漬け」が最適なんじゃないかと思った日

毎日のごはん、野菜を食べた方がいいのはわかっているのですが、忙しいときはついつい肉がメインの献立になりがちです。肉料理なら子どもたちも好きですし、何よりお米のおかずにぴったりで1品で満足感が出るからラク。

青菜を茹でる、サラダを用意する、野菜たっぷりの味噌汁を作る…。そんなに手間がかかることではないですが、それすらもやりたくないというときがあるのも事実。

野菜を手軽に食べる方法はないかしら、と思い至ったのが「ぬか漬け」でした。発酵食品のぬか漬けは植物性乳酸菌が含まれるので、腸内環境を整える「腸活」にもよさそう。健康も気になる今日この頃、10年ほど前に挑戦して挫折したぬか漬けに人生2度目のチャレンジをすることにしました。

初心者だから、手入れが簡単なぬか床を

初心者だから、手入れが簡単なぬか床を

10年前にぬか漬け生活をしていた頃、毎日かき混ぜるのが面倒で挫折した私。初めのうちは「丁寧な暮らしをしてる私、いいじゃん」という謎のテンションで混ぜ混ぜモチベーションを保っていましたが、発酵うまくいってる?なんだかおいしく漬かっていないかも…という状況に。正解がわからず、面倒くさがりな性格も相まって「さようなら」を告げたのでした。

なんとなく、頭の片隅に「ぬか漬け」のことがあった日に、たまたま見つけたのがパルシステムで販売していた「熟成ぬか床」。ビニール袋の中で漬けられる気軽さと冷蔵庫で保管できるので毎日混ぜなくてもいいところにひかれ、ポチッと購入しました。

コーセーフーズの「熟成ぬか床」を使ってみた感想は?

コーセーフーズの「熟成ぬか床」を使ってみて、簡単においしいぬか漬けができることに驚きました。パルシステムではなく、Amazonなどでもコーセーフーズの「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床」という物が買えるみたいです。おそらく同じものかな?

ビニール袋だからそれさえあれば、漬けるための容器を用意する必要もなく、買ったらすぐに使えるのがすごくいい。

最初は塩味が強い状態にしているそうで、3回目くらいまではしっかりした味のぬか漬けができましたが、徐々に塩気はマイルドになり、きゅうりなら半日ほどつけておけばちょうど良い味。

コーセーフーズの「熟成ぬか床」を使ってみた感想は?

漬け方はきゅうりの場合、洗って水気を拭き取り両端をちょんと切ってぬか床にむぎゅーっと埋めるだけ。漬ける前に塩を振って板ずりすると良いそうですが省略してもおいしく漬かります。ちなみに一度に漬けられる量の目安は、きゅうり2本程度でしょうか。私は欲張って隙間にミョウガを1つ入れたりします。

冷蔵庫で保管するにもちょうどいいサイズ感で、冷蔵庫がいっぱいのときでもちゃんと収まってくれます。ビニール袋ゆえ、ぬかを混ぜるとき少しやりにくさを感じますがデメリットはその程度でしょうか。

小冊子には漬け方などが

初心者にはありがたい小冊子も付いていますし、袋にも漬け時間の目安が書いてある気配りがありがたい。

冷蔵庫で保管できるぬか床は、コーセーフーズだけではなく無印良品の「発酵ぬか床」も人気があるみたいですよ。

うれしいのは野菜嫌いの子がパクパクぬか漬けを食べてくれること

ビニール袋に漬け時間の目安が書いてあるのが便利
袋に漬け込み時間の目安やお手入れポイントが載っているのがありがたい

ぬか漬けは箸休めにいいし、あるだけで正しい和食感がすごく出る。玄米ご飯とみそ汁、ぬか漬け、佃煮といった献立を朝ごはんに食べると幸せを感じます。

あまり食事に興味のない子どもも、きゅうりのぬか漬けはつまみ食いしにくる位パクパク食べてくれて、栄養バランスが気になる親心も少し満たしてくれます。

ぬか床の水気が増えたら?塩味が足りなくなったら?

しばらくぬか漬け生活をしていると、次第に水気が増えてぬか床がゆるくなりすぎたり、塩味が足りなくなって長時間漬けてもぼやけた味になってしまったりということも。

そんなときは小冊子やネットの知恵を頼りに、キッチンペーパーで水気取ったり、乾物の昆布を入れてみたり、小さじ1ほどの塩を足したりして、ぬか床を育てています。

色々漬けたいからホーロー容器を検討中

ビニール袋は手軽で便利。場所も取らなくていいのですが、もう少し一度にたくさんの野菜を漬けたいなという欲が出てきました。ぬか漬け用にはやっぱり、匂いうつりしないホーローがよさそう。野田琺瑯の容器がいいかなと思っています。

今は定番のきゅうり、かぶ、ミョウガを漬けていますが、目先を変えてアボカドやパプリカ、オクラのぬか漬けにも挑戦してみようかなと楽しみがふくらみます。

>暮しと、道具と、手仕事と

暮しと、道具と、手仕事と

大切に使い続けることのできる道具と、彩りを添える手仕事で、
気持ちと暮らしをちょっと豊かに。

日々の暮らしがワクワクするような、そんな“モノ”、“コト”との出会いを
この記事でご紹介できたらと願っています。

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