ずっと欲しかった中華せいろを、ついに購入しました。
選んだのは、せいろといえば必ず名前が挙がる憧れの「照宝」。3年間悩み続けて、ようやく手に入れることができました。
この記事では、照宝のせいろを実際に店舗で購入した経験をもとに、素材やサイズの選び方、初めて使う前に知っておきたいポイントを詳しくご紹介します。
「せいろが気になっているけど、どれを選べばいいかわからない」という方の参考になれば嬉しいです。
照宝の中華せいろとは?なぜ人気なのか

照宝は、横浜中華街に店舗を構える、せいろの専門店です。
創業以来、職人が一つひとつ丁寧に手作りしているせいろは、プロの料理人はもちろん、家庭料理を楽しむ人たちからも絶大な支持を得ています。
照宝のせいろが選ばれる理由:
- 品質の高さ:熟練職人による丁寧な手仕事
- 種類の豊富さ:素材・サイズが豊富で、用途に合わせて選べる
- 丁寧なアフターフォロー:店舗では使い方を詳しく教えてもらえる
- 長く使える耐久性:正しく手入れすれば何年も使い続けられる
私が3年も悩み続けたのは、「本当に使いこなせるか」という不安があったから。でも、いざ購入してみると、その不安は杞憂でした。
せいろの素材選び|竹・白木・杉・桧、何が違う?
照宝の店舗には、桧(ヒノキ)、白木、竹、杉の4種類のせいろが、サイズ違いでずらりと並んでいます。店員さんに丁寧に教えていただきながら、素材ごとの特徴を理解して選ぶことができました。
桧(ヒノキ)のせいろ
特徴は、高級感のある美しい木目と爽やかな桧の香り、一番も高価(他の素材の約3倍)です。
予算に余裕があり、最高級のせいろを長く大切に使いたい方におすすめですが、予算の関係で私は候補から外しました。でも、いつかは手に入れたい憧れの存在です。
杉のせいろ
特徴は、杉の香りがする、金具を使わない組み立てで他の素材より強度は劣る、価格は白木・竹とほぼ同じです。
蒸している間、部屋中に杉の香りが広がります。お肉を蒸す時は気になりませんが、白いご飯を温め直すと、ご飯にほのかに香りがつくことがあるそうです。子どもが苦手なケースもあるとのこと。
杉の香りが好きな方、香りを楽しみたい方にはおすすめですね。
白木のせいろ
特徴は、無臭で金具で組み立てられていて丈夫、竹より若干軽い、金具は針金タイプという感じです。
軽さを重視する方、シンプルなデザインが好きな方におすすめです。私はデザインが結構好きで、この後ご紹介する竹とどっちにするか悩みました…!
竹のせいろ(私が選んだ素材)
特徴は、無臭で金具で組み立てられていて丈夫、金具はドットタイプでデザインがかわいい、白木とほぼ同じ価格です。
デザイン性も重視したい方、長く使える丈夫なせいろが欲しい方におすすめです。
私が竹を選んだ理由は、金具のデザインが気に入ったから。ドット状の金具が、なんだかかわいらしくて。白木と竹で迷ったら、店員さんのアドバイス通り「デザインの好み」で決めるのがいいと思います。
以下は照宝の公式サイトからお借りした画像です。金具がわかりやすい画像を選んだのでサイズが違いますが、竹と白木で金具部分の印象がだいぶ違いましたよ。


せいろのサイズ選び|家族構成より「何を作りたいか」で決める
ネットで調べると、「21cmは2人向け」といった情報が多く見られます。でも、店員さんからは意外なアドバイスをいただきました。
「家族の人数ではなく、何を作りたいかで選んでください」
これは目から鱗でした。
たとえば、魚を1匹切らずに蒸し上げたい。となると、大き目の30センチがいい。
切り身にしていいのならば、大きなサイズにはこだわらず例えば18センチのせいろを人数分買って
1人ずつに1つ出せばいいのだという事でした。なるほどー!
| サイズ | 選び方の基準 |
| 30cm | 魚を1匹丸ごと蒸したい 大皿料理を作りたい 大家族や来客が多い |
| 27cm | 7寸(21cm)のお皿がそのまま入る 茶碗蒸しを5〜6個同時に蒸せる 収納スペースをあまり取りたくない 食卓に出しても圧迫感がない |
| 21cm以下 | 1〜2人分の料理 小籠包などの点心を蒸す 複数個揃えて、1人1つずつ配膳するスタイル |
私が27cmを選んだ理由
茶碗蒸しを一度に蒸したい
そばちょこサイズなら5〜6個入ります。家族分をまとめて作れるサイズ感が魅力でした。
7寸皿がそのまま入る
普段使いのお皿がぴったり収まるので、せいろで蒸してそのまま食卓へ出せます。
30cmとの数センチの差が大きい
実際に見比べると、収納や使い勝手で意外と差を感じました。

店舗では、実際にそばちょこサイズの調理器具を並べてサイズ感をチェックさせてくれました。このように、自分の使いたい器具でシミュレーションできるのは、店舗購入の大きなメリットですね。
必要なものは?せいろと一緒に揃えたいアイテム
せいろと一緒に私が購入したものをご紹介します。
蓋と身(2段)
基本のセット。2段あると、下段で野菜、上段でお肉など、同時に複数の料理ができて便利です。
蒸し板
手持ちの鍋にこの板を置くだけで、せいろを使えます。専用の蒸し鍋を買わなくていいのが嬉しいポイント。私は21cmのやっとこ鍋で使っています。
蒸し布(2枚)
肉まんや蒸しパンなど、底がべたつくものを蒸す時に必要。2枚あると、洗い替えができて便利です。
購入したセット内容:
竹のせいろ27cm(蓋・身2段・蒸し板・蒸し布2枚)で約14,000円でした。
せいろの使い始め|最初にやるべきこと
せいろを買ったとはいえ、調理道具って使い始めが意外と大切。
せいろを購入したら、まず「空蒸し」をします。これは店員さんにしっかりと教えていただいた、とても大切な工程です。
空蒸しの手順
1.お湯を沸かす
蒸し板を置いた鍋に、たっぷりのお湯を入れて沸騰させます。
2.せいろをセットして15分蒸す
食材は何も入れず、空の状態で15分間蒸します。これで殺菌と、木の香りを飛ばします。
3.火加減に注意
お湯が沸騰したら火を弱めましょう。強火のまま放置すると、せいろが焦げる原因になります。
これだけで準備完了。思っていたより簡単でした。

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せいろのお手入れ方法|長く使うための5つのルール
店員さんが何度も強調されていた、せいろのお手入れ方法。これを守るかどうかで、せいろの寿命が大きく変わるそうです。
1.せいろは洗わない(最重要!)
これは3回くらい念押しされました。
使用後に食材でせいろが汚れたら、濡れた布で拭くだけでOK。洗ってしまうと、木が水分を吸いすぎて傷みやすくなります。どうしても気になる汚れは、固く絞った布巾で優しく拭き取りましょう。
2.使用後はしっかり乾かす
使った後は、風通しの良い場所に立てかけて、完全に乾燥させます。
湿ったまま収納すると、カビの原因になります。
3.棚にしまわず、冷蔵庫の上に置く
せいろは湿気を嫌います。
理想的な保管場所は、冷蔵庫の上。ホコリがかからないよう、新聞紙や布をかけておくといいそうです。壁にフックでおしゃれにディスプレイするのも素敵ですよね。
4.長期間使わない時は空蒸しを
しばらく使わない期間があったら、時々空蒸しをしてあげましょう。蒸気を当てることで、木の状態を良好に保てます。
5.なるべく使ってあげる
「食材を入れて火にかけておけば、あっという間に料理が完成しちゃうから、なるべく使ってあげてね」
店員さんのこの言葉に、せいろへの愛を感じました。
道具は、使ってあげることが一番のメンテナンス。確かに、使い始めてみると、あまりの便利さに毎週のように使っています。
照宝の店舗で購入するメリット
ネットでも照宝のせいろは購入できますが、可能なら店舗での購入を強くおすすめします。
店舗購入のメリット
1.実物を見て触って選べる
素材の質感、サイズ感を実際に確認できます。
2.プロのアドバイスが受けられる
用途に合わせた最適なサイズ・素材を提案してもらえます。
3.使い方を詳しく教えてもらえる
空蒸しの方法、お手入れのコツなど、長く使うための知識を直接聞けます。
4.自分の器具でサイズチェックできる
店舗にある調理器具で、実際のサイズ感を確認させてもらえます。
ネットで購入する場合は、この記事の情報を参考に、用途とサイズをしっかり考えて選んでくださいね。

せいろのある暮らし、想像以上に快適
購入前は「本当に使いこなせるかな」と不安でしたが、使い始めてみると、その便利さに驚きました。
せいろで作れる料理
- 蒸し野菜:ブロッコリー、かぼちゃ、さつまいもなど
- 茶碗蒸し:一度に家族分を蒸せる
- 肉まん・蒸しパン:ふっくら美味しく仕上がる
- 魚の蒸し料理:切り身でも一尾でも
- シュウマイ・餃子:点心も本格的に
- 温め直し:ご飯やおかずの温め直しも美味しい
蒸し料理は油を使わないからヘルシーだし、栄養も逃げにくい。しかも、火にかけて待つだけで完成するから、その間に他の料理ができます。
>実際使ってみた感想はこちら
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照宝のせいろを使い始めて、1年が経ちました。近年買った調理道具の中で、買ってよかったNo1の調理道具かもと大満足の活躍っぷりです。ではこの1年、どんな使い方をしていたのか、改めてご紹介したいと思います。[sitecard […]
まとめ|3年悩んで購入、大正解でした
照宝のせいろを購入して、本当に良かったです。
3年間悩んだ時間が、逆に「長く大切に使おう」という気持ちを強くしてくれました。
店員さんの丁寧な接客のおかげで、自分にぴったりのせいろに出会えました。せいろという道具だけでなく、「購入体験そのもの」に満足できたことが、何より嬉しかったです。
もしせいろの購入を迷っているなら、ぜひ思い切って手に入れてみてください。暮らしが、きっとちょっと豊かになりますよ。