照宝のせいろを使い始めて、1年が経ちました。
近年買った調理道具の中で、買ってよかったNo1の調理道具かもと大満足の活躍っぷりです。
ではこの１年、どんな使い方をしていたのか、改めてご紹介したいと思います。
ずっと欲しかった中華せいろを買いました。せいろといえば、な憧れの「照宝」のせいろです。このせいろを買うまでに3年くらい悩みに悩んでいて、3年ずっと欲しがっていたら、きっとずっと使い続ける熱意があるはず！と意を決しての購入です。[…]
年末に購入した照宝の中華せいろ。さっそくヘビロテしています。その魅力的な点をご紹介します。[sitecard subtitle=せいろの購入の話はこちらから url=/2022/12/28/seiro_syoho/ target=[…]
夕飯を作りたくない時、せいろでいいかと思える頼りになる相棒
どうにも夕飯を作りたくない日ってありますよね…。しかもそんな日って、1日休んだからと言って翌日からちゃんと料理が作りたくなるかというと、そんなこともなく、翌日だって作りたくなかったり。
連日のコンビニ飯は、なんとなく気が引けちゃうので、そんなときに頼りになるのがせいろです。
家にあった野菜と、お肉やウィンナー、冷凍餃子、焼売なんかをぽいぽいと、せいろに入れて15分蒸せば栄養バランスばっちりなご飯が完成です！たっぷりの蒸気で蒸すから、野菜の甘みが増しましで、しかもジューシー。お肉は余計な脂が落ちてヘルシーです。疲れた胃腸にも優しい、ありがとう。
味付けは各自好きな調味料で。野菜はポン酢やサラダ用のドレッシングをかけています。
我が家の定番は、野菜室にいつもあるキャベツとサツマイモ。サツマイモはせいろで蒸すと、しっとりした仕上がりで、甘みがすごいんです。子供たちの一番人気は確実にサツマイモ。
そして追加で嬉しいのが、洗い物が少ないこと。
せいろはさっと拭くだけでよいので、洗い物は下ごしらえに使ったまな板、包丁、お箸や取り皿、ご飯茶碗だけ。いつもはいっぱいの食洗器の中もスッカスカでゆとりを感じます。
ちょっと特別な食材にも。煮る、焼くとは全然違うおいしさ。
蒸し料理って、煮たり焼いたりの調理とは別の美味しさがあるなぁと思います。身がぎゅっと縮まないので、ふっくらとうまみの詰まった美味しさがあるんですよね。
そんななかおススメなのは、魚介類の蒸し料理。
蒸し牡蠣はとっても簡単でおすすめです。殻付き牡蠣が好きでお取り寄せをするのですが、生ガキもいいけれど蒸し牡蠣は絶品です！フライパンで蒸し焼きにしたもの、魚焼きグリルで焼いたものと食べ比べましたが、せいろはふっくら甘くて超おいしい！No1の出来でした。
普段とちょっと違うヘルシーな塩焼きそば
こちらはテレビ番組のせいろ特集でたまたま見たレシピ。せいろで塩焼きそばです！せいろで焼きそばなんて目からうろこですよね。
麺がもちもち、野菜はシャキシャキ、お肉はうまみがぎゅっと詰まっています。油で炒めないので、脂っこくなく優しい仕上がりに。いつもの焼きそば以上に、子供たちがもりもり食べていました。
作り方は簡単。キッチンペーパーを敷いたせいろに、焼きそばの麺、野菜、豚肉の順番で重ねて蒸すだけ。お肉と野菜に火が通ればOKです。
味付けは仕上げに塩を振って混ぜればOK！私は味付けなしで食卓に出して、塩と付属の粉末ソースを各自の好みに合わせてかけてもらっています。
家族分の焼きそばをせっせと作る筋トレみたいな調理とは、別世界のらくちんさでした。フライパンで作る焼きそばもおいしいけど、こちらも全然違う美味しさの焼きそばで癖になります。
* この時は茶わん蒸しを一緒に料理しましたが、とろ火で蒸したい茶わん蒸しと、たっぷり蒸気で調理したい塩焼きそばで、火加減が絶妙に違うので苦戦しました！茶わん蒸しとは別で調理がおすすめです。
せいろと言えばな茶わん蒸し
子供からリクエストの多い茶わん蒸しも、せいろがあると一気にたくさん作れます。
私としてはお鍋やレンジよりも気軽に作れるようになったかも。お鍋で作ると、お鍋に入れるタイミングでやけどしたり、水滴が垂れないように蓋に布を当てたり。レンジで作ると、素が入ってしまったりと割と失敗することが多くて…。
せいろで作る場合には、蒸気は上に抜けていくので水滴の心配はありませんし、蓋つきの容器も必要ありません。そばチョコとか、お椀型の食器があればOK。
火加減も簡単で、最初の2～3分は中火～弱火で器と卵液を温める気持ちで、それが過ぎたら最弱のとろ火にします。うちのガスコンロだと、弱火だと卵液の温度が上がりすぎ素が入るのでとろ火がぴったり。これを覚えたら失敗知らずになりました。
塩焼きそばを作った日は茶わん蒸しによさそうな具がなかったので、たまたまあったお豆腐とちくわで空也蒸しに。それもなければ、具なし茶わん蒸しもよく作ります。茶わん蒸しっておいし～！
ちょっと面倒だけれど、おこわも
おいしいものを食べたい気持ちが高まっているときや、料理したいときにも、せいろはおすすめです。前日からもち米を浸水して、ていねいに作ったおこわは気持ちの高まりもあり一口目の美味しさが違います。思わずおいし～とかみしめてしまいます。
晴れの日や大人数で集まってご飯を食べるときにもいいですね。せいろだと、事前に作っておいても温めなおせば、ほっかほかでおいしいですから。
この時は栗おこわです！
他にもできる料理はたくさん、せいろは日常的に使い続けられる
季節問わずせいろをよく使った1年でした。
洗い物も少なく、手入れもらく。なにより、ご飯を作りたくない日の私に優しい。
値段の意味でも、収納の意味でも、台所道具にしてはちょっと大きな買い物ですが、がぜんおすすめの調理器具です！