保存も調理もおまかせ。野田琺瑯の保存容器

野田琺瑯の保存容器は愛用の台所用品の1つ。長いこと欲しいなと憧れてはいたけれど、保存容器としては値が張るので買うのを後回しにしていました。

数年前に購入してから、保存に調理にと我が家の台所で活躍しています。シンプルでどこか温かみのあるデザイン。いさぎよい白色。独特の琺瑯の質感が愛おしく目にも満足。使うたび、買ってよかったなと思う道具です。今回は野田琺瑯の保存容器の魅力と我が家での使い方をご紹介したいと思います。

野田琺瑯とは?

野田琺瑯は80年以上の歴史を持つ琺瑯メーカーです。国内で唯一、琺瑯づくりの全ての工程を自社で一貫生産しています。琺瑯は金属にガラス質の釉薬を焼き付けて作られているので、匂いや色移りがしないため保存容器にぴったり。また直火やオーブンでも使え、耐久性もあるのが琺瑯容器の特長です。

はじめて買うなら使い勝手のいい「レクタングル深型Mサイズ」

野田琺瑯はサイズが豊富ゆえ、どれを選ぶか悩むもの。私が使っているのはレクタングル深型Mサイズなのですが、使い勝手がいいのではじめて買う方におすすめです。

入る量のイメージとしてはサラダなら3〜4人分くらい。余ったカレーは2人分くらいの量が入る感じです。保存だけではなく、ケーキを焼いたり何かを和えたりと調理にも便利なサイズです。

とにかく万能!野田琺瑯の容器の活用法

左 胡麻和えを作ってそのまま食卓に、右上 揚げ物もできてしまう、右下 ふきんの漂白にも

プラスチックやガラスの保存容器より重宝するのは仕事の幅の広さゆえ。

お皿がわりにそのまま食卓にも出しても様になるし、直火OKなので残ったカレーなどの汁物を保存して翌朝ガスコンロにそのままかけて温めることもできます。我が家ではバナナケーキを焼くときのケーキの型としても重宝しています。

うっかり電子レンジで温めてしまったことがあったのですが「電子レンジでの使用は厳禁」。温まらないばかりではなく、火花が飛んでしまうこともあるので注意です!

YouTubeをみていたら持ち手付きストッカーを揚げ物鍋の代わりに使っているのを発見。レンタングル深型Mサイズでもできるかしら?と早速真似してささみを大葉で巻いたのを揚げてみました。揚げ鍋には及びませんが、確かに揚げ物にも使える…なんてできる子すぎるんだ!!

他にもこんな使い方

お皿に:揚げ浸しや胡麻和えをこれで作ってそのままテーブルへ

保存に:カットした果物やあまったスープ、シチュー、キーマカレーを保存。食べるときはガスコンロにそのままかけて温めOK

漬物に:ピクルスをつけるのに

料理に:グラタン、ケーキの型に

ふきんの漂白に:ハイターの匂いうつりもせず便利

手入れは簡単?食洗機でも使える?

ホーローなので汚れ落ちは抜群。ミートボールのトマト煮込みやカレーの汚れも洗えばするんと落ちるから手入れが楽。プラスチック容器だと色が残ったりスッキリしなかったりしますが、それに比べて衛生的です。

本当は手洗いすべきなのですが、食洗機にかけても大丈夫でした(おすすめはしません…)。

うっかりふたシールを食洗機で洗ってしまい、くにゃくにゃに波打って使えなくしてしまったことも。ふたシールは食洗機厳禁です!

買い足すなら小さめサイズの「スクエアS」

次に狙っているのは小さめサイズ。夏になると出番が増える薬味。大葉やみょうがの清涼感のある味が好きです。

食べるたびに少量ずつ刻むのは手間なので、この夏は薬味を一度に刻んで小さめのホーロー容器に入れて冷蔵庫に薬味をストックしておこうかなと思っています。

野田琺瑯の保存容器を使うようになって、我が家ではプラスチックの保存容器は使わなくなりました。丈夫で長く使える野田琺瑯は我が家の台所仕事をこれからも支えてくれそうです。この記事が野田琺瑯の保存容器選びで悩んでいる方の参考になればうれしいです。

>暮しと、道具と、手仕事と

暮しと、道具と、手仕事と

大切に使い続けることのできる道具と、彩りを添える手仕事で、
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日々の暮らしがワクワクするような、そんな“モノ”、“コト”との出会いを
この記事でご紹介できたらと願っています。

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