憧れの土鍋。ハラハラの使い心地とその解決法

寒い時期のご飯と言えば、お鍋ですよね。我が家も夕飯何にしよう?と悩むとお鍋にすることがとっても多いです。

ただ、今年は家族の生活スタイルが大きく変わり、仕事で帰りが遅い夫に、子供は習い事で帰りが遅かったり、塾でお弁当食べてたり…で平日はみんなで鍋を囲むことがなかなかできずにいます。

でも、作るのも簡単で栄養バランスばっちりのお鍋は食べたい!ということで、少人数にぴったりな土鍋を購入しました。

我が家の土鍋事情

うちの土鍋は、夫が一人暮らしをしていた時に鍋パーティ用にホームセンターで購入した大きな土鍋が1つだけ。5~6人用サイズでしょうか。とにかくたくさん入ります。

が、たくさん入るので1人2人で食べる量を作るには不向き。あれ?子供がいなかった時代は夫婦2人でどれだけ食べていたのか…。考えてはいけない…。

ということで、夕食のタイミングがばらばらになった今、少量でも作れる土鍋が欲しい!ということで、土鍋を買い足すことにしました。

憧れの土楽の土鍋を購入!

購入した土鍋は伊賀にある窯元「土楽」の土鍋です。
以前、テレビで土楽さんの土鍋の作成工程や土鍋を使ったさまざまな調理法の紹介を見てから、ずーっとあこがれていたんです。でも土鍋を買い直す機会ってなかなかなくて、4年越し念願の土鍋購入です!すっごくうれしくて、届いたときはうっとりと眺めてしまいました。ちなみに私が購入したのは「黒土楽8寸」です。

使い始めにひと手間必要。その後もちょっとハラハラしました。

土楽の土鍋は使い始める前におかゆを炊いて、目止めをする必要があります。これ自体は土楽の土鍋に限ったことではないですし、陶器のお皿でもあったりします。なので全然苦にならないんですが、説明書によると火からおろして24時間(できれば48時間)放置するので、時間の長さにびっくりしました。寒い時期でよかったです。暖かい時期にこれだけ放置するとちょっと匂ってきそうで心配になります。

目止めの後は水炊きを作ったのですが、火にかけ始めてしばらくすると、じゅう、じゅう…と聞きなれない音が!何事かと思ったら、なべ底のひび割れから水滴が…!!水が直火であぶられて蒸発してる!もう、土鍋割れちゃうのでは?とかなりハラハラしました。

土鍋割れちゃうのでは?とかなりハラハラ
見えるでしょうか。矢印のところに横に入っているひび割れと水滴が…

2回目の調理の際も、同じように火にかけると水滴がジワリとなべ底に染み出し、蒸発していくのでハラハラしてしまい、かといって割れたら割れたでまぁいいかと割り切れるわけでもなく…。どうしたらいいんだ!?とどぎまぎして、食後に土鍋を洗うのもおっかなびっくりする始末…。
もう、打ち手は目止めするくらいしか思いつかない…!ということで、再度おかゆを炊いて放置したら、水漏れがなおりました。よかったー!

これは土楽さんの土鍋が~というのではなく、量産品に慣れていてちゃんとした土鍋の扱いに慣れていない私のせいですね💦勉強になりました。

水漏れ解消後は快適なお鍋生活を送れています

その後、土鍋は水漏れすることもなく快適に使えるようになり、なべ底をのぞいたり、おっかなびっくり洗うことはなくなりました。普通に取り扱えることにほっとしてます!
普通に使えるとはいえ、末永く使いたいと思っているので、お鍋の締めはちょこちょこ雑炊を作ることにしました。あと、七草がゆもこちらの土鍋で炊きました。お米パワーに感謝です。

お鍋の締めは麺類派な我が家でしたが、土鍋のおかげで締めにおじやを作ることも多くなり、バリエーションが増えて鍋がちょっと楽しくなりました。子どもたちが大きくなるこれからは、もっと夕食の時間がばらばらになってくると思うので、土楽の土鍋が冬の強い味方になってくれそうです。

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