KONO式でコーヒーを淹れる時間が楽しくなる

コーノ式

毎日コーヒーを飲まないと落ち着かないコーヒー中毒の私。インスタントやポーションのコーヒーは手軽で便利ですが、きちんと淹れたドリップコーヒーは格別。

本当はコーヒーマシンが欲しいところですが、悲しいかな我が家でコーヒーを飲むのは私だけ。コーヒーマシンはオーバースペックと諦め、手軽に使えるKONO式(コーノ式)2人用のドリッパーを愛用しています。

KONO式を選んだ理由

私がドリッパーを選ぶときに重視したのは以下でした。

  • デザイン
  • 手入れのしやすさ
  • 部品が交換できる

悩んだ末、絞り込んだ候補はケメックスとKONO式。

ケメックスのデザインは特徴的で素敵。

置いておくだけでインテリアになる反面、ドリッパーとサーバーが繋がった形状になっていて、細くくびれた部分があり普通のスポンジでは洗いにくそうなのがネックでした。

また、高さもあるので収納スペースを考えるともっと背の低いものがいい。そんなことを考えて、行き着いたのがKONO式(2人用)でした。

KONO式は丸みを帯びたサーバーに木の持ち手がアクセント。ウッドハンドルの種類は栗、桜、けやきなどがあります。

ドリッパーとサーバは分かれているので我が家の収納スペースにちゃんと収まり、手を入れて中までスポンジで洗えてスッキリ。

万が一サーバーを落として割ってしまっても、ドリッパーがダメになっても、それぞれ単体で買うこともできるのも決め手でした。

コーノ式
数年経ってちょっとくたびれた感じが漂うウッドハンドル。オイルで磨いたら復活するかしら…

KONO式のここが残念

そんなKONO式にも残念な点が2つだけあります。

  • 熱湯を注いでいくうちにドリッパー部分にヒビが入る
  • ペーパーフィルターがハリオなどに比べ少し割高

初めはドリッパーにヒビが入ったことに少し驚きましたが、致し方なしと思いあまり気にせず使っています。ヒビがひどくなってきたら2,000円以下で買い替えられるし、まぁいいかと思えるレベル。

ペーパーフィルターはAmazonでKONO式が40枚443円(1枚あたり約11円)。ハリオが100枚286円(1枚あたり約3円)でした。

1枚あたりの値段がハリオの3倍ですが、1カ月1袋のペースなら許容かなという感じです。

残念というよりは困っているのは、なぜか子供が夜な夜なKONO式を台所から持ってきて、牛乳を濾過する儀式を行うこと。

子供心をくすぐる形なのかもしれませんが、洗い物が増えるので辞めてーと思っています。牛乳を濾過しても味変わらないと思うよ?

KONO式で淹れるコーヒーはおいしい?

ドリッパーにはそれぞれ「これで淹れるコーヒーはこんな味」という特徴があるようですが、KONO式しか使ったことがない私には悲しいけど正直ピンときません。

でもこれだけは言えます。KONO式で淹れるコーヒーはおいしい!豆に左右される気もしますし、淹れる工程が愛おしすぎて謎のプラシーボ効果みたいなのが働いているのかもしれませんが飲むたび「やっぱりおいしいなぁ」と思えます。

淹れる時間が幸せ

おいしさはもちろんなのですが、私にとってKONO式の一番の魅力は、淹れる時間の多幸感かなと思っています。

ドリップペーパーの端を折りドリパーにセットしてお湯をちょっとずつ垂らすとコーヒー豆がぷっくり膨れていく様子は何度見ても飽きませんし、いかにお湯を一定の量で細〜く注げるかゲーム感覚になれるのも楽しいところ。

コーヒーを淹れ終える頃には、部屋にコーヒーのいい匂いが立ち込めます。

仕事が忙しかったり、日々の生活で疲れていても、コーヒーを淹れる時間はつかの間のリフレッシュになっています。

コーノ式でコーヒーをいれる
コーヒーの粉がお湯を吸って膨らんで行く様子を見るのが楽しい。実はひっそり「名門」の文字。渋い。

実はお茶を入れるのにも使えます

本来の使い方ではありませんが、実はコーヒー以外に紅茶や緑茶を淹れるのにも重宝しています。サーバーに茶葉を入れてお湯を注ぎ、少し置いたら茶こしを使ってカップや湯飲みに注ぐだけ。急須より後片付けが楽なんです。

KONO式を使い始めてから、電動ミルを買い足したり色々なコーヒー豆を試したりと私のコーヒーライフが格段に充実したのは間違いありません。手軽においしいコーヒーを楽しみたい方も、ちょっとコーヒーに凝りたい方にもおすすめのアイテムです。

>暮しと、道具と、手仕事と

暮しと、道具と、手仕事と

大切に使い続けることのできる道具と、彩りを添える手仕事で、
気持ちと暮らしをちょっと豊かに。

日々の暮らしがワクワクするような、そんな“モノ”、“コト”との出会いを
この記事でご紹介できたらと願っています。

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