麹調味料のある暮らし

麹調味料のある暮らし

玉ねぎ麹ってご存じですか?塩こうじは知っていたけれど、玉ねぎ麹というものは割と最近知りました。麹調味料を使うと「味が決まる」というか、うまみがぐっと増すので今年の春から愛用しています。

はまったきっかけは「玉ねぎ麹」

きっかけは、友人から教えてもらった玉ねぎ麹の作り方。阿部かなこさんという方のレシピで、新玉ねぎを使って作るというものでした。新玉ねぎがなかったので、普通の玉ねぎで作り、阿部かなこさんのレシピ本にあった根菜の和風スープに使ってみたのですが、複雑なふか~いうまみにノックアウト。

ベーコンやコンソメを使わないスープなのに、物足りない感じがなくかつおの風味と根菜、玉ねぎ麹が出す深みがすごすぎて、一口飲んで「なんだこれは?!」となったほど。うまみがすごい~。

それ以来、少し物足りない?と思うと麹調味料をちょい足しするようになりました。それだけで、味が決まるしうまみが出る~。料理上手になった錯覚を覚えます。

麹調味料の作り方は簡単

麹調味料のある暮らし

麹調味料のポテンシャルに衝撃を受けてからは、玉ねぎ麹、しょうゆ麹、塩こうじ、甘麹を作り日々の料理に使っています。

麹調味料の作り方はとても簡単。例えば塩こうじなら、米麹、塩、水を混ぜて清潔な瓶などの保存容器に入れ発酵させるだけ。他の麹調味料も材料を混ぜて発酵させるだけです。

発酵は常温でもできますが、私は炊飯器の保温機能を使っています。ヨーグルトメーカーでもできるそうですが、我が家にはなかったので炊飯器で代用。

炊飯器なら、麹調味料の材料をジップロックの袋に入れて保温できるので、複数の麹調味料が一度にできるのが良いところ。6~8時間保温するのでその間、ご飯を炊けないというのがデメリットです。

甘麹は豆乳と混ぜて飲むのがおいしいし、しょうゆ麹はペロッと舐めると後引くうまさ。せいろで蒸した野菜につけて食べるのもおすすめ。

👇わたしが使っている米麹はこちら。200gずつなのが麹調味料を作るときに便利。保存容器は100均で買った瓶やイワタニの耐熱ガラスの容器を活用。

鶏むね肉+塩こうじで絶品中華粥が!

塩こうじを作ったら試してみてほしいのが、鶏むね肉に塩こうじを塗って、数時間おいてから作ったおかゆ発酵食大学というWebサイトで紹介されていたレシピです。鶏むね肉がしっとりやわらかくて、うまみたっぷりのお粥ができます。中華粥が好きな人にぜひ試してみてほしい!

まとめ:こんなに簡単なのに、うちのごはんが変わる

麹調味料のいいところは、材料を混ぜて、時間に任せておくだけでできること。本当にそれだけで、いつものごはんがグッとおいしくなるんです。だから、「最近料理がマンネリだな」や「味が決まらないときがある」と感じている方にこそ、ぜひ試してほしいです。

👇阿部かなこさんのレシピ本はおすすめ。麹調味料の作り方や活用レシピがのっています。「からだにやさしい麹こんだて」の方は、麹を使ったメニューが主菜、副菜と献立形式で紹介されているので今日の夕飯何にしよう~と悩んだときに便利です!

>暮しと、道具と、手仕事と

暮しと、道具と、手仕事と

大切に使い続けることのできる道具と、彩りを添える手仕事で、
気持ちと暮らしをちょっと豊かに。

日々の暮らしがワクワクするような、そんな“モノ”、“コト”との出会いを
この記事でご紹介できたらと願っています。

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