外食で出会った、ふわふわパルミジャーノの衝撃
先日、イタリアンレストランで食事をしたときのこと。
パスタに、目の前でパルミジャーノを削ってかけてくれたんです。ふわっと舞い落ちる、雪のようなチーズ。パスタの熱で少しずつ溶けていく様子が、なんとも美しくて。
ひと口食べて、「わぁ」って声が出ました。
このふわふわ感、今まで家で食べていたチーズとは全然違う。口の中で溶ける感覚、香りの広がり方。それはもう、感動的だったんです。
「これ、家でも再現できないかな」
そう思った瞬間、もう心は決まっていました。これ絶対買おう!と。
マイクロプレインのゼスターグレーターを選んだ理由
家に帰ってすぐ、チーズグレーターについて調べ始めました。
そもそも、チーズグレーターなんておしゃれな名称自体知らないので「チーズ 削り器」なんてキーワードです。ぜんぜんおしゃれじゃない…!
調べてみるとチーズグレーターっていろいろなメーカーから出ているんですね。価格も、数百円のものから数千円のものまで幅広くて、最初は正直迷いました。でも、口コミを見ていくうちに、ある名前が何度も出てくることに気づいたんです。
マイクロプレイン。
プロの料理家の方々も愛用していると知って、「これだ!」と思いました。
選んだのは、ゼスターグレーターというタイプ。細長い形で、持ち手もしっかりしていて使いやすそう。何より、収納場所を取らないのがありがたいですよね。
届いて驚いた、その切れ味
商品が届いて、最初に思ったのは「軽い!」ということ。
そして実際に使ってみて、またびっくり。チーズに軽く当てて、すっと動かすだけで、面白いように削れていくんです。力をほとんど入れなくていい。矢印の方向にすっとチーズを滑らせていくとチーズがうすーく削られていきます。
この切れ味の秘密は、刃の鋭さにあるんだそう。マイクロプレインはもともと大工用品を作っていた会社で、その技術をキッチンツールに応用しているんですって。
削られたパルミジャーノは、本当に雪のようにふわふわ。レストランで感動したあのチーズが、家で再現できたんです。美味しい~!!
掃除が簡単なのが、すごくありがたい!
正直、チーズグレーターを買う前に一番心配だったのが、お手入れのこと。
「細かい刃に、チーズが詰まって取れなくなるんじゃないかな」って。想像しただけで、ちょっと面倒だなと思っていたんです。
でも、マイクロプレインは、その心配がまったく無用でした。
使った後、水で軽く流しながらスポンジでさっと洗うだけ。驚くほど簡単に、きれいになるんです。チーズが刃に残ることもほとんどありません。
たまに刃の間に少しチーズが残っているときは、ブラシでさっとこするだけ。それだけで、すっきりきれいになります。食洗機も使えるそうですが、私は手洗い派。でも、手洗いでも全然手間じゃないです。むしろ、「こんなに簡単でいいの?」って拍子抜けするくらい。
お手入れが簡単だと、使う頻度が上がりますよね。面倒な道具って、だんだん使わなくなっちゃうけれど、これなら毎日でも使いたくなります。
わが家の定番は、コストコのパルミジャーノ
せっかくいいチーズグレーターを手に入れたなら、美味しいチーズも用意したいですよね。
わが家が愛用しているのは、コストコのパルミジャーノ・レッジャーノ ミニタイプ。
大きなブロックだと使いきれないだろうな、香りが飛んじゃいそう…と心配だったので、この小分けのミニタイプはありがたい。家族でパスタの時に使うと1袋で使い切ってちょうどよい感じです。
それはたぶん、チーズグレーターで薄くふわっふわに削れるので、そこまで量を消費しないですんでいるんですよね。香り良く削れるので少量でも満足できますよ。
そしてパスタはもちろん、サラダにも、リゾットにも、グラタンにも。削りたてのパルミジャーノを惜しみなく使えるって、なんて贅沢なんでしょう。削りたてのチーズの香りって、本当に格別。市販の粉チーズとは、もう比べ物にならないんですよね。
チーズ以外にも大活躍の優れもの
マイクロプレインを使い始めて気づいたのは、チーズ以外にも使い道がたくさんあるということ。
かんきつの皮で、料理がワンランクアップ!
レモンやゆずの皮を削るのに、これが本当に便利なんです。切れ味が良く、刃がたくさんついているので一度スライドさせれば白い部分を残して、黄色い部分だけをさっと削れて苦味が出ない。削った皮をパスタやお菓子に加えると、爽やかな香りが広がって、料理がぐっと華やかになります。レモンケーキを作るときも、この削った皮が大活躍。市販のレモンピールとは、香りの強さが全然違うんです。
しょうがやにんにくも、あっという間に
チーズグレーターはしょうがやにんにくを細かくおろすのにも使えます。
特にしょうがは、繊維が残らずに、すりおろせるのがいいんです。ドレッシングに混ぜたり、紅茶やサイダーに入れたり。細かくなるから、料理に馴染みやすいんですよね。
毎日の料理が、ちょっと楽しくなる道具
マイクロプレインのチーズグレーターを買ってから、食事の時間がさらに楽しみになりました。
「今日のパスタには、たっぷりチーズを削ろう」とか、「サラダに、レモンの皮を散らしてみようかな」とかちょっとした味と香りのアレンジが、楽しみをプラスしてくれるんですよね。
この日は鶏肉と小松菜、しめじのおしたしに柚子をたっぷり載せて。いつものおしたしとは別の料理に仕上がった感じがして、食べていて幸せでした。
いい道具を使うって、こういうことなんですね。料理の腕が上がったわけじゃないけれど、料理が楽しくなる。そして、出来上がった料理が、なんだか前より美味しく感じる。
「削りたて」の美味しさを知ってしまったら、もう戻れません。
もし、「チーズグレーター、気になるけどどれがいいかな」と迷っているなら、マイクロプレインを選んでおけば間違いないと思います。使いたくなる、そんな道具に出会えたこと、本当に嬉しいです。