置くだけでスマホを充電。ワイヤレス充電で配線のごちゃごちゃを解決

スマホやワイヤレスイヤホンなど、充電を必要とする機器が増え、それに伴い充電スポットも増えていく我が家。リビングはもちろん各部屋に充電のコードがぐちゃっと置いてある光景が当たり前に…。

配線やコードって細い線のくせに不思議なものでよーく目につくもので、「あ〜ここのゴチャゴチャどうにかしたいな」と常々思っていたところでした。

そんな折、健康増進のためにApple Watch SE(第2世代)を購入したところ、さらにApple Watch用の充電器が必要に。一体どんだけのケーブルが必要になっちゃうの?とこれをいい機会と、以前から気になっていたワイヤレス充電化計画を遂行することにしました。

どんなワイヤレス充電スポットにする?

まずは計画です。

今回は、リビングと寝室用の2か所にワイヤレス充電ができるスポットを作ります。

リビングはスマホ用のワイヤレス充電器を設置し、ワイヤレス充電非対応の機器や充電しつつスマホを使いたいという家族の声に応え、充電ケーブルも使えるようにします。

寝室はスマホとワイヤレスイヤホン、Apple Watchが同時に充電できるワイヤレス充電スポットを用意することに。

リビングのワイヤレス充電スポット用に購入したもの

Ankerのワイヤレス充電器にプラスして、ケーブルでも充電できるようにしました。サンワダイレクトのケーブルボックスの中には子供が使っている学習用のタブレットを収納しています。

Anker PowerWave 10 Stand ワイヤレス充電器

我が家はみんなiPhoneユーザなのでiPhoneに対応しているワイヤレス充電器が機器選びの条件でした。Anker製品のコスパと品質のバランスが私にフィットしていて、気がつけばワイヤレスイヤホンやBluetoothキーボードもAnkerだったので、ワイヤレス充電器もAnkerなら間違いがないだろうとこちらをチョイス。口コミも多かったので安心して購入できました。

Anker PowerPort 2 Elite (USB 急速充電器 24W 2ポート)

我が家は充電速度を気にする人が多いので急速充電ができるよう、コンパクトな2ポートUSB急速充電器もこの機会に購入。

サンワダイレクト ケーブルボックス 木製 幅40cm 高さ45cm ケーブル ルーター 収納ボックス ライト木目 200-CB022LM

充電スポットはソファーと窓の隙間に作りたかったので、サンワダイレクトのケーブルボックスも購入。山崎実業のキャスター付き ケーブル収納 ラック タワーにしようか悩みましたが、そちらは約9,000円。サンワダイレクトは約3,500円とお手軽かつデザインもよかったのでこちらにしました。

寝室用のワイヤレス充電スポット用に購入したもの

スマホとApple Watch、ワイヤレスイヤホンが同時に充電できます。無印良品のスツールにおいて、ケーブルはカゴにイン。スマホなどのデバイスの定位置が決まってうれしい。


Anker PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holder ワイヤレス充電器 Apple Watchホルダー付

イヤホンもAnker製だったので、スマホ+イヤホン+Apple Watch用のワイヤレス充電器もAnkerで。1台3役でスッキリ。

Anker PowerPort III Nano 20W

寝室用にも急速充電器のアダプターを用意。このアダプターとワイヤレス充電器をつなぐにはUSB-C & USB-C ケーブルが必要なので、持っていない方は用意するのがおすすめです。

私はケーブルを買い忘れ、やむなく自宅にあるUSB-A&USB-Cケーブルを今まで使っていた普通のUSB ACアダプターに繋いでみたのですが電圧不足で充電できないという事態に

自宅を探し余っていたUSB-C&USB-Cケーブルを発見したので、このケーブルでAnker PowerPort III Nano 20Wとワイヤレス充電器を繋ぎ、無事、充電できるようになりました。

ものは試しと自宅にあった複数口の電源タップに、Anker PowerPort III Nano 20Wを差し込み充電できるか試してみたのですが、充電できず。ワイヤレス充電器を使う際は、このあたりも確認しておくのとよさそうです。

左の電源タップではワイヤレス充電器が使えましたが、右の電源タップでは使えず。このたりも注意が必要そうです。

Apple Watch 磁気充電ケーブル(1m)

Anker PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch HolderでApple Watchを充電したいなら、これはマスト。Apple Watchにもケーブルが付いているので、そちらを使えばいいのでは?と思っていたのですが、Apple Watchに付属しているケーブルはUSB-C。本製品はUSB-Aなんです。

ちょっとお高いですが、ここは観念して準備します。どこに使っているかわかり難いですが、ワイヤレス充電器の裏側にあるフタを開け、溝に従いケーブルをぐるぐるセットし丸い充電部分は、ワイヤレス充電器のApple Watchスタンドにはめ込んで使っています。

MagSafe充電対応のスマホケース

スマホケースを使っている場合は、ワイヤレス充電に対応しているか確認するのをおすすめします。

私はシリコン製でスマホリングがついたものを使っていて「薄いしワイヤレス充電できるだろう」とたかをくくっていたのですが、結論使えず買い直しました。

スマホケースを探し出したらスタンド付きがいいとか、紐をつけてショルダーバッグのようにできるものがいいなど、欲が出てしまったのですが、結局は楽天でMagSafe充電対応の2,000円程度のシンプルなものを購入。ワイヤレス充電もバッチリできますし色もかわいく、質感もよいので気に入っています。

ワイヤレス充電器はフル充電までに時間がかかる?

家族が心配していたのは充電速度。

私はスマホのバッテリー残量をあまり気にしないのですが、家族は80%を切ると「充電しなくちゃ!」と思うそうで、充電速度を気にする意見が出ました。

実際のところ、体感にはなりますがケーブルと比べて充電速度は遜色がない印象です。今度、ケーブルとワイヤレス充電器で充電速度を比較してみようかなと思っています。

ワイヤレス充電器のデメリットは?

デメリットとしては、ワイヤレス充電に対応していない機器は充電できないこと。対策としてはType B、C、lightningケーブルで充電できる場所も備えておくのがよいなと思いました。

ほかには、スマホを操作しながら充電ができない点でしょうか。

それに用意する機器が多く、環境を整えるのに費用がかかる点もデメリットかと思います。

ワイヤレス充電化してみての感想

床にぐちゃっと絡まるケーブルから解放されてすがすがしい!ソファーの上を充電中のスマホやイヤホンとケーブルが占領していたのが解消されたのもうれしく、大満足です。

ケーブルでの充電は端子が壊れて接触が悪くなり、充電したつもりがされていなかったということや、安いACアダプタやケーブルを使うと異常に熱を持ってちょっと不安になったり…ということもなくなり、やってよかったの一言です。

この記事がワイヤレス充電器を使おうかなと思っている方のご参考になったらうれしいなと思います。

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