少し前にサンドイッチにはまって、毎日朝食はサンドイッチでした。
そんな時、サンドイッチならこの小説がおすすめと教えてもらったのがこちらの本。
吉田篤弘さんの「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
サンドイッチにはまっていた時におすすめしてもらった本
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
サンドイッチとスープがとても美味しそうな描写で書かれています。
料理本や、料理のことが書いてある漫画とは違って正解のレシピがなく、おいしさの印象だけが繊細に描写してあるので、それを想像しながら無限に再現レシピを作り続けることができることに幸せを感じます。おいしくできたと思っても、本の中で主人公が食べているサンドイッチはもっとおいしいのでは?もっとおいしいサンドイッチを作りたい、と思えるんですよね。見た目も味も正解がない幸せってあるんですね。
作品の中のサンドイッチたち
じゃがいものサラダのサンドイッチ
このサンドイッチが本の中で一番食べてみたくなるサンドイッチ。
”まろやかな甘みで、非常においしいもの。”
いったいどんなサンドイッチなんだろう。見た目はきっと素朴なはず。マヨネーズの酸味は抑えめだろう。自家製マヨネーズを使うのかな。想像が膨らみます。
きゅうりのサンドイッチ
”きゅうりの口当たりに魅了されるサンドイッチ。”
きゅうりは山ほど入っているのだろうか、切り方はスライスなのか、千切りなのか。食感で食べさせるきゅうりのサンドイッチ。どんなだろう。
ハムのサンドイッチ
”ハムの香りに驚くサンドイッチ。”
ハムの部位は?油の甘みは?厚さは?と気になるところばかり。これはハムの選び方がすごく大切。
食欲を刺激してくれる本っていいですよね
読んでいると、もうそれが食べたくて仕方ない
そんな本が大好きです。しばらくサンドイッチ作りは続きそうです。
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